ホテルよりも値段が安い反面、サービスも簡素なものになっていると思われがちなビジネスホテルであるが、選びかた次第ではそのコストパフォーマンスはかなりのものになる。まずはビジネスホテルのタイプである。部屋がカプセルなのか個室なのか、食事はつけるのかどうか、アクセスはどうか、などである。価格を抑えたいのであればカプセルホテルだが連泊はお勧めしない。部屋で作業をしたいという人は個室が便利だろう。食事は近くに繁華街やコンビニがあればいいが、なければつけておくのがいい。また朝早くから出る場合には朝食時間の確認も必須だ。
次に設備である。もっとも考えておきたいのは大浴場の有無ではないだろうか。最近はビジネスホテルでも大浴場を備えているものが増えてきた。シャワーで十分という人は構わないが、仕事の疲れを癒したいという人には大浴場付きのビジネスホテルをすすめる。また施設が古いと騒音やにおいの問題で眠れない人も多い。口コミなどにも気を付けてその辺は確認しておいたほうがいいだろう。寝不足のまま仕事や商談をするのは非常に非効率になってしまう。
最後にサービス面である。ビジネスホテルを出張などで長期利用する人には洗濯やアイロン、ズボンプレスのサービスが不可欠である。さらに無料であればなおよい。また早めに到着して着替えだけを置いて取引先へ行くときなどに、荷物を預かってもらえるのが非常に便利である。一般のホテルではどこもやっていることだが、ビジネスホテルではやっていないところややっていても有料のことがあるのでしっかりと確認しておくと不快に思わなくても済むだろう。快適なビジネスホテル選びは良い仕事につながります。よいホテルが見つかったらそこを定宿にしておくといいでしょう。